はじめに
あぁ、おもろかった。
3/20、床に就いて少し。
独り言が暗闇を漂った。
この日僕は友達3人を家にあげて遊んでいた。
1人は3ヶ月前に初めて会ったばっかりだけど、もう友達でしょう。
明日は定期的に主催している交流会がある。
夜もそこそこに友達を駅まで見送ったら、小走りで帰路に着く。
47度の湯に体を浸し、すぐに出て明日持っていく荷物をまとめた。
機材を追加したせいで、これまでより重い。
すぐ持ち出せる場所に荷物を置いて、布団に潜り込む。
朝晩に暖かさを感じるようになって来たとはいえ、まだ手放せない厚い布団の重みを感じながら微睡に落ちた。
キュィィィン! キュィィィン!
火事です。火事です。
は?
火災報知器。
飛び起きた。
静まりかえる室内。
1回しか鳴らない……? と怪訝に思いながら、暗闇の中を急いでキッチンまで向かう。
コンロに異常はない。出力も0。
煙草も吸わないし、浴室も今更湯煙でもないだろう。
もやもやを抱えながらもできることはなく、まだ自分の体温で温い布団に横たわるしかなかった。
スマホを叩けば、草木も眠ろう午前2時。
寝ない選択肢はない。
ないが、急な警告音に意識はうとうとを超えて覚醒していた。
こんなことは初めてだったが、まぁ複数回鳴らないなら恐らく誤作動なんだろう。
火災で死ぬことは多分ない。
微睡の淵を手繰りながら、思考が彷徨った。
我ながら楽しい人生が歩めていると思う。
面白い場所にいっぱい行って、色んな界隈を飛び回って、たくさんの知り合いを作って、その知り合い同士でまた何か別の反応が起こって。
気がかり、というほどの人生の不安はなかった。このままの心持ちでいけば死ぬまで楽しく暮らせる。
その一方で、色んな場所に顔は出しながら、固定のメンバーになることはかなり少ない。
どこかしらの界隈の人、という所属があまりないなとは思っていた。
つまるところ、イメージとしてはこう。
多分僕が死んだら悼んでくれる人はそれなりに多いと思う。自信過剰なようだけど、関わっている人の量を考えれば、人よりは多いはず。
一方で、例えば僕が南極の調査隊メンバーに入りました!10年間地球の果てから戻って来ません!くらいだと、別れとは言ってもまたそのうち会えるわけで。
こういう時に寂しいと思う人は実はそこまで多くないのだろうなー、とか。
ここまではよく考えていることだったし、特に変えるつもりもないのでいつも思って終わることだった。
今日はまだ寝付けなくて、その先に足が向いた。
それにしても、お葬式って楽しくない。
楽しくない場をわざわざ作るのは本意ではないなと。
僕が死んだとなればそれなりに人が集まるだろうし、せっかくならその機会を使ってなんかすごいことをしてほしいな。
クロサナ追悼オフってこと?
クロサナ追悼オフ
本記事は、故クロサナ氏の生前の意向によって立ち上がった、†面白いこと†をするための交流会です。
日時
死後半周忌の日
場所
なんかバカでけえ場所
内容
オールジェネレーションズオフをさらに強化した、オールコンテンツオフ。
クロサナの知り合いのうち、特定のコンテンツに触れていた人がそれぞれ体験ブースを出展する、文化祭のような、そんな形式。
目的
たのしむ!
?????
という妄想をしたので(妄想以前は実話)
僕が死んだら誰かやってください
会場費は僕の金持ってってくれていいので(?)
死ぬ予定はマジで全くないです。
心身ともに全く病んでいません。
てか火災報知器怖いんすけどお読みの方に火災報知器に強い弁護士とかいませんか?






