はじめに
AviUtlといえば昔から続く無料動画編集ソフトの大御所です。
とはいえ、AviUtlは導入などが難しくて挫折したという人もいたかと思います。
AviUtl2は導入部分がかなり簡単になりました!
本記事は、一度も動画編集をしたことがない人向けにAviUtl 2の基礎の基礎部分だけをざっくりと簡単に解説します。
目次
無料動画編集ソフト「AviUtl2」
この記事にたどり着いている時点で知っていると思いますが、念のため。
AviUtl 2は有志作成の無料動画編集ソフトです。
同じく融資の拡張機能などをたくさん入れられるので、無料ながら高機能であることがウリのソフトです。
その分ダウンロードなどが少々難しかったのですが、
2025年7月7日にリリースされた「AviUtl2」ではその辺の使いやすさが大幅に向上しています。
ダウンロード
とにもかくにも、まずはダウンロードから。
サイトにアクセス
以下のサイトにアクセスしてください。
spring-fragrance.mints.ne.jp
下にスクロール

AviUtl ExEdit2 テスト版
これです。
特にこだわりなければ、真ん中のexe版でいいと思います。

exe起動
ダウンロードできたら、exeを起動してはいはいと進めたら完了。
最初にこんなのが出ますが
「詳細情報」>「実行」
で大丈夫です。


デスクトップにアイコン作成するといいかも?


STEP0:起動する
ソフトを探す
以下の方法で、AviUtl2のソフトを探してみてください。
- デスクトップにアイコンを作成しているなら、アイコンをクリック
- 「Cドライブ」>「Program Data」>「AviUtl2」にアクセスなど(これはデフォルトの場所)
- PCの検索にAviUtl2と入力する
AviUtl2
このAviUtl2.exeをクリックしましょう。

画面が開く
こんな感じに、画面が起動します。

動画に字幕を入れてみる
形からの解説は抜きです。
習うより慣れよと言いますし、
手始めに一番簡単な動画編集をやってみましょう。
タイムラインとは
画面のうちこの部分。
これは、「タイムライン」といいます。

動画を読み込ませる
では、タイムラインに何か適当な動画ファイルをドラッグ&ドロップしてみてください。
動画は何でもいいですが、短めのやつで。
エクスプローラーからびーっと引っ張ってきて、タイムラインの上で離せばOK。
※エクスプローラー:↓こいつ


「一旦」拡張子はmp4だけ!
デフォルトの場合だと動画・音声系は「mp4,mpg,wav,mp3」の4つだけです。
スマホからの動画「mkv」などを読み込みたい場合は、一工夫する必要があります。
embrabat-report.net
ここでは一旦mp4ファイルを用意して、操作を一通り習得してみることを推奨します。
レイヤーを移動させる
動画をタイムラインに配置できたでしょうか。
次に、動画をドラッグして「Layer2」の左端に移動してみてください。
レイヤーについては、この後説明します。
また、左端に移動したのは、動画の0秒地点から置いた動画がはじまるようにするためです。

字幕を置いてみる
字幕を出す
それでは、字幕を出してみましょう。
字幕を出すにはタイムラインの適当なところで右クリックをします。
ためしに「Layer3」の上で右クリックしてみてください。
「オブジェクトを追加」>「テキスト」
と選択してみましょう。

字幕を編集する
さて、このままだと字幕に好きな言葉は表示されていません。
「テキスト」をクリックして、AviUtl2右下の項目を見てみましょう。

ここで選択したものを編集することができます。
下にスクロールして、文字編集欄に何か適当に書いてみてください。

タイムラインを理解する
しかし、これだけだと画面には何も現れてくれません。
なぜなら
文字を出すように設定した時間を画面が表示していないから。
タイムラインのうち、編集したテキストの下部分あたりをクリックしてみてください。
すると、赤い線が移動します。
動画が動くとともに、文字が現れます。

このように、画面に表示されている画像は
作っている動画を一時停止した画像
です。
オブジェクトが表示されなくても焦らずに。
テキストを編集する
このままでは字幕が雑すぎて動画映えしません。
テキストを字幕っぽく編集しましょう。
位置・大きさ変更
位置変更は2種類の方法があります。
一つ目は表示されているオブジェクトを直接動かす方法。
パワポライクでわかりやすいですね。

二つ目はパラメータをいじる方法。
先ほどテキストを編集した場所では、位置や拡大率を編集できます。

パラメータをドラッグで変更する
パラメータは数字で入力する以外にも、ドラッグで変える方法もあります。
こっちのほうが微妙な位置調整をやりやすいです。

……が、デフォルト設定だと移動が速すぎて使いづらい。
ので、↓の記事の設定をやっておくことを強く推奨します。
色変更
文字色も変えてみましょう。
編集画面の下のほうに、文字色の項目があります。
カラーコード(ffffff)を自分で編集してもいいですが、
虹色マークをクリックすれば視覚的に編集できます。

縁取りをつける
これだけでも字幕になりますが、エフェクトをつけてみましょう。

「装飾」>「縁取り」

オブジェクト編集の一番下に、「縁取り」が追加されます。
これもテキストを動かしたときと同じように編集できます。

図形を配置する
テキストの他に、図形も配置してみます。
テキストを出したときと同じように「Layer4で」右クリックして
「オブジェクトを追加」>「図形」
と選択します。


ついでに、「図形の種類」を「背景」にしてみてください。
画面が真っ白になります。背景なので。

レイヤーを理解する。
背景を生成したことで、画面が真っ白になってしまいました。
一番後ろに移動してもらわないと困ります。
そこで、
「背景」を「Layer1」に移動してみてください。

背景を一番後ろにできました。
再生する
さて、作った動画を確認してみます。
時間のバーを一番左に移動して
再生ボタンを押します。
動いたー

動画を出力する(エンコード)
出来上がったら、最後に動画として出力する必要があります。
「ファイル」>「ファイル出力」>「AVIファイル出力」を選びます。

完成

mp4じゃないの?
.avi? mp4じゃないの?って思った人。
動画で一番有名な形式はこれですよね。
しかしmp4で出力するにはちょっと色々やる必要があります。
↓の記事で一応説明はしておきます。
パソコン初心者〜とかだとかなりわかりづらいと思うのでがんばってください。
embrabat-report.net
シーンチェンジ
初心者が最初に困る壁、
「シーンを切り替えるときにどうしようか悩む」
が解決できるようにシーンチェンジについて解説しておきます。
↓これが簡単にできる

説明していないこと
- 図形や画像を動画中で動かす
- 中間点
- その他諸々全て
この記事だけでは動画編集の1%も説明はしていませんが、それでいいんです。
座学で全てを頭に叩き込むより、
自分が作りたいもののためにやりたくなったことを調べて習得していった方が辛くないです。
AviUtlの使い方は、調べればできることは全て出てきます。
出てこなかったらできません。
この記事執筆時点では「AviUtl2」での記事は少ないかもしれませんが、AviUtlの記事を見れば大体同じです。
とにかく、やりたいことがあったらすぐに検索してください。
きっと習得できます。
おわりに
AviUtl2は、座学よりも実践です。
できないけどやりたいことがあったら調べる。その繰り返し。
この記事が、その実践の第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
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