ほうこうレポート

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オリジナルのコマンドを作成!多機能Bot「Dyno」のカスタムコマンドについて解説【Discord】

はじめに:リモートポケカでDiscord使ってコイントスがしたい

だいぶ前に、Discordでコイントスをする記事を書きました。
リモートポケカなどで、画面上でコイントスするよりも圧倒的にやりやすいので使っていたんですが、仕様変更か何かで「オモテ」「ウラ」と表示する機能が使えなくなってしまいました。たぶん。


ので、代案として持ってきたのが今回の記事。
これでリモートポケカをしたり、その他なんでもランダムに内容を決めたいものがバシッと決まります。



多機能Bot「Dyno」とは

Discordでこんな機能があったらなーみたいなのが大体全部詰まってるBotです。
というより、色んなBotの機能を一個にしました見たいな感じ。
自動ロール付与とか、リマインダーとか、結構なんでもある。
多機能な分ごちゃっとしていてちょっと使いにくいのだけが玉にキズ。
月額でアップグレードはありますが、無料で可能です。

あと、全編英語なのに日本語で解説したブログとかが全然ない。
カスタムコマンドも一個も説明なかったので気合でやりました。

導入リンク

導入はこちらから。

Botの導入が初めての方

超上級者のDiscordサーバー管理術6選 - ほうこうレポート




カスタムコマンドのやりかた

Dynoはたくさん機能がありますが、本記事では
「カスタムコマンド」
のやりかただけ説明します。
他については一切説明していません。悪しからず。

Botを導入し終えた段階から解説します。

導入していない方は上の記述を参考にやってください。




サイトにアクセス

まずは↓のサイトにアクセスします。
dyno.gg

場合によってはなんかやばそうなのが出ますが、
これは無視して大丈夫です。
本来はやらないほうがいいですが、まぁDynoは大丈夫です。
もちろん責任は取れませんので怖い方はやらんといてください。




Discordの認証

すると、こんな画面。
「Login with Discord」を押して、Discordでログインと認証を行ってください。


「Manage Server」

既にログインしている場合は、こんな画面になります。
「Manage Server」を選びましょう。

サーバー選択

加入しているサーバーの一覧が表示されるので、管理するサーバーを選びます。




初期設定をする

そしたら英語ばっかりの画面に行った上にポップアップまで。
面喰いますが、ゆっくりやることを把握しましょう。


Select your prefix

これが実は大事で、

カスタムコマンド含めDynoの全てのコマンドはここで設定した記号を付けて使います。

デフォルトの?で特に問題はないです。

他の項目は別に設定しなくても何とかなります。
(設定しても当然いいです)

課金を迫ってくる

課金しない?って言われるので
無視して「Done」を選びます。

Learn Moreを選ぶと詳細ページが表示されます。だめです。




「Modules」

次は「Modules」を選択しましょう。

機能を全部オフにする。

Modulesは、Dynoの機能一覧ページです。
ほっとくとなんかいろいろ勝手にやり始めるので、よくわからなければ
とりあえず全部オフにしましょう。
もちろん使いそうなやつとかはわかればオンにしておいても問題ないです。




「Custom Commands」をON→「Setting」

そしたら本題。
「Custom Commands」をONにして、
「Setting」を選びます。





「Add Command」

管理画面に入りますが、コマンドが何も登録されていなければなんもないです。
まずは追加しましょう。

カスタムコマンド設定画面

カスタムコマンドの作成画面はこんな感じ。
とりあえず一緒にコイントスコマンドを作ってみましょう。

Name

最初に決めた、Dynoのコマンド記号+ここに打った文章を打ち込むと、このコマンドが起動できます。

例えば最初のDyno記号を?にしていて、このName欄に「Dedenne」と打った場合、
「?Dedenne」とDiscord内で書き込むとこのコマンドが実行されるということです。

試しに「Cointoss」と入れておいてください。

Description

これはコマンドの説明です。
自分用のメモ書きに書いておけば十分。

コイントスのコマンド、とかいれといてください。

Command

この枠の中に、コマンドを打ったときにDynoがどんな内容を送信すればいいかを指示します。

基本的には、この「Command」の中に打った内容を、Dynoはそのまま送信します。
「あ」とだけ入っていれば、「コマンドを打った時にDynoが「あ」と書き込むコマンド」になります(意味不明)。

何もなければ、以下の文章をコピーしてみてください。

{choose:オモテ;ウラ} 

コイントス!
{user}のコインは{choice}が出た!
Save Command

下のほうにスクロールして、「Save Command」を選択します。
これで、一旦コマンドが作れました。




試しにやってみる

Discord内で
「?Cointoss」と入力してみてください。
?は人によって違うので、自分で最初に設定したのが?じゃないならもちろんそれで。

こんな感じで書き込んでくれます。


他にはどんなことができる?

Option

ここはそれぞれ

  • 書き込んだ元のコマンドを消してくれる
  • 内部処理をするが、Dynoは何も書き込みはしない
  • サーバーではなくその人のDMに返事する
  • このコマンドでは@everyoneなどロールメンションをさせない

Permissions


  • このロールつけてる人しか使えない
  • このロールつけてる人は使えない
  • このチャンネルでしか使えない
  • このチャンネルでは使えない
  • このチャンネルでは返事をしてくれる

あたりの設定が可能

Advanced Options

  • 連投できないように制限を掛けたり
  • 指定時間たったらDynoの書き込みを消したり
  • 引数不完全だったら動かないようにしたり。

Additional Responce・Variable Reference

追加の設定とか、あとはDynoが使えるコマンド一覧とか。

例えばさっき書いたのでは「{user}」でコマンド使った人へのメンションになるのも、ここに書いてある。

公式の解説サイト

Custom Commands | Dyno



おわりに

ちょっとした機能を実装するのに、Botを一から作らなくてもこいつでできるのは結構アツいかも。