はじめに
Discordのサーバー参加者一覧のデータを取得したいこと、ありますよね~。
あんまりないと思う。
大会運営なんかで参加者をしっかり管理するぞ~となった時なんかにはリストがほしいこともあるかもしれません。
今回は僕が雷撃というポケモンのデカ大会の運営で知ったBotの解説をします。
雷撃 | ポケモンオフライン対戦イベント
紹介
こちらが「MenberList」くんになります
招待方法
招待はこちらから。
top.gg
Botの招待ってなに~~~って人は、以下の記事を見てください。
こんなBot所望してる時点で知らない人は少ない気もしますが。
embrabat-report.net
サーバー構成員をリスト出力してくれる
機能はこの一つだけ。
↑こんな感じのデータがもらえます。
データの意味
User
参加者のDiscordのID一覧です。
Twitterでいう@~~~の部分に該当します。
ID
これは普段公開されていない、隠しステータスです。
開発者向けの色々をする場合には必要かもしれませんが、多くの人は知らなくていいです。
IDは簡単に言うと「マイナンバー」。政府で管理されてる番号みたいなもんです。
雑に知りたい人向け↓
NickName
サーバー内での名前が書かれています。
Twitterでいう名前欄のイメージ。
それ以降に書かれていること
これはそれぞれの人がどのロールを付けているかの一覧です。
例を挙げると、@everyoneロールは当然全員ついているので、全員の横に書いてあります。
使い方|コマンド一覧
コマンド基本の形
コマンドは
○○ filetype:~~
です。
○○の部分はいっぱいあるので後述。
filetypeはテキストとCSVが選べます。
filetype:txtか
filetype:csvを
入力しましょう。
これでどちらかを入力して送信すれば、 リストが出力されます。
○○の部分には何入れるの?
リストアップしたい人の属性を色々書いていきます。
/server
一番簡単。サーバー員全員をリストアップします。
/role
特定のロールがついた人の一覧を出力してくれます。
/roles
指定した二つのロールが両方ともついた人をリストアップしてくれます。
/channel
特定のチャンネルを見られる人一覧を出力できます。
/banned
サーバーをBANした人一覧を出力できます。
/help
ヘルプが出てきます。
まぁ全部英語ですけどね。
あんまり使わなそうだと思ってこの記事に書いていないものもあるので、気になる人は見てみてください。
注意:文字化け対策
一つこのBotの注意点を。
日本語なのが悪いっぽく、CSV出力するとめちゃくちゃ文字化けします。
対処法を二つ紹介。
力技の方
Botを使いこなす方
今まで解説せずスルーしてきましたが、このBotのコマンドにはもう一つ設定できるパラメータがあります。
「flag」です。
これは何かというと、
メンバーリストの特定の情報だけ絞って出力してくれる機能。
これを使えば、ユーザーネームだけ取り出して要らないところは捨てられた情報がそのまま手に入ります。
具体的には?
例えば
- /server
- filetype:txt
- flag:-user
として見ましょう。
-userです。気を付けて。
すると、サーバー参加者のDiscord IDだけのリストが作れるわけです。
フラグの一覧は以下の通り。
詳しくは/helpを使ってみてください。
正直僕もよくわかってません。
-user -id -reason -display -disc -nick -mention -color -avatar -joined -created -boosted -toprole -admin -perms -roles -all -dm -inverted
おすすめの使い方
Excelやスプレッドシートでサーバー員を管理したい。
雷撃がこれに該当。
まず、Discordメンバーリストを持ってきて別シートに張り付ける。
次にTonamelの参加者リストを持ってきて別シートに張り付ける
それらを全部引用したシートを作って、VLOOKUPを使って探させる
これで、Tonamelに入力した人のうちだれがDiscordサーバーに入っているかを確認できます。
特定のロールを付けている人だけのリストが欲しい
企画の参加者が全員ロールつけてるかを管理するときに役立ちそう。
ポサリンの時に欲しかったかもなー。
おわりに
いつ使うのかは分かりませんが、ちょっとした便利Botです。