ほうこうレポート

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【Discord】サーバーブーストの料金は?買うべき? 効果やNitroとの違いを解説します

はじめに

「サーバーブースト」は、Discordの課金要素です。
ですが、Discordの課金と言えば「Nitro」もありますよね。
一体何が違うんだ。
なにができるのかもわからん。
この辺りの疑問を解消します。




関連記事:Nitroの解説

本記事で解説するのは「サーバーブースト」ですが、
もう一つの「Nitro」の解説記事はこちら↓
embrabat-report.net




サーバーブーストってなに?

サーバーブーストは、名前の通りなんですが
自分が所属している
サーバーに課金することで機能を開放する
課金です。
詳しくは後で説明しますが、例えばカスタム絵文字の設定個数上限が増えたりとか、そんな感じ。



ニトロとの違い

Discordにはもう一つ「Nitro」という課金要素があります。
Nitroは自分への課金です。

つまりNitroの機能は

  • 自分はどのサーバーでもNitroの機能が使える
  • 他の人には関係ない
  • 一人で支払う

という感じ。

一方サーバーブーストは、
サーバーへの課金なので、

  • そのサーバーでのみ、課金機能が使える
  • そのサーバーにいる人全員に効果がある
  • 一口単位でみんなで集め合って課金できる

という感じ。
課金してない人まで含め、サーバー全員に効果があります。


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ブーストレベル

サーバーの強化段階は現時点で3段階。
みんなで集めたブースト権利の個数によってレベルアップします。
分かりやすく言うと、ブースト石みたいなのをみんなで持ち寄って、サーバーにセットするイメージ。

レベル 個数
Lv1 2個
Lv2 7個
Lv3 14個

各レベルでの恩恵は後述します。
とりあえず、サーバーをレベルアップさせるんだな~くらいの認識でいてもらえればOK。




サーバーブースト権利の手に入れ方

じゃあそのサーバーブーストはどこで買えるんだ。

PC版

サーバー名をクリック>「サーバーブースト」

あとは画面の通りに。


スマホ版

サーバー名をタッチ

「ブースト」

あとは画面の通りに。





Nitroとサーバーブーストの関係

↑サーバーブースト買おうとしてるのにNitroってめっちゃ言われてわけわからん。
と思う方もいると思いますので補足。

Nitroで解放される機能の中に、
サーバーブースト2個分の権利が含まれています。

Nitroの課金をすると、とりあえずどこかのサーバーにサーバーブーストを渡すことができるわけです。

2個より多くサーバーブーストを買う場合は、Nitroの2個分に追加して買うことになります。

値段

2025年4月30日時点ですが、サーバーブースト1個につき、
スマホは1個月額500円
PCでは1個月額639円

PC版のほうは為替が云々だの決済がどうので日々変動する上に大体高いです。



ちなみにブーストが2個無料でついてくる「Nitro」のお値段は
月額1050円
スマホサーバーブースト2個の値段=Nitroの値段

となっています。

Nitroには自分が使える諸々の機能とサーバーブースト2個が入っているので、
2個以上のサーバーブーストを買うならNitroで買った方が諸々の機能が付いてきてお得、ということになります。

一応1個だけサーバーブースト買う場合はNitroより安くはなりますが。




サーバーブーストによる強化内容

それでは本旨、サーバーブーストをすると何が変わるのかを解説していきます。

値段相場の表記は、そのサーバーの全員での月額の値段です。
最大14人までで割り勘できますね。
実際には為替相場で変化する可能性もありますし、ここからNitroだと3割引が入ったりするので、本当に目安程度です。




絵文字スロット増加

レベル(値段相場) 内容
通常 50個まで
Lv1(1000円) 100個まで
Lv2(3500円) 150個まで
Lv3(7000円) 250個まで

カスタム絵文字くらいは皆さんいじったことがあるかもしれません。
書き込みにリアクションつけたりする絵文字を、好きな画像で設定できるのですが、
その枠が拡張されます。
盛り上がってるサーバーだとデフォルトの50個は足りなかったりするので、うれしいです。




送信ファイルサイズ上限アップ

レベル(値段相場) 内容
通常 10MB
Lv1(1000円) 10MB
Lv2(3500円) 50MB
Lv3(7000円) 100MB

送信ファイルのサイズ上限には結構困らされることも多いです。
デカ画像だの馬鹿デカソースコードだの、動画だの送ろうとするとすぐ弾かれます。
その辺がサーバーブーストすると、サーバーの参加者全員が大容量でも送れるようになります。
なお、ニトロは対象が自分だけな代わりにどのサーバーでも送れます。対象の違い。




通話の音質アップ

レベル(値段相場) 内容
通常 64kbps
Lv1(1000円) 128kbps
Lv2(3500円) 256kbps
Lv3(7000円) 384kbps

通話の音質も上がります。
が、元々別に音質ひどいわけではないので、あんまり変わった実感はないです。
合成音声を自分の声の代わりに流したりしていると、ちょっとリッチに聞こえるかも。




画面共有の解像度上昇

レベル(値段相場) 内容
通常 1280×720-30fps
Lv1(1000円) 1280×720-60fps
Lv2(3500円) 1920×1080-60fps
Lv3(7000円) 1920×1080-60fps

30fps→60fpsは体感かなり違います、なんかぬるぬる動く感じが素人でもわかる。
それ以上は正直よくわからないですが、配信とかでDiscordの画面をさらにYouTubeに載せたりするなら欲しかったりするのかもしれない。



スタンプスロット増加

レベル(値段相場) 内容
通常 なし
Lv1(1000円) 15個
Lv2(3500円) 30個
Lv3(7000円) 60個

スタンプは絵文字とは違います。
こいつです。



使っている人ほぼ見たことないですが、これも絵文字と同じようにチャットに打てます。
そのデカスタンプを自分の画像にできる。
これのためだけに買うほどではないかも。





サウンドボードスロット増加

レベル(値段相場) 内容
通常 12個
Lv1(1000円) 24個
Lv2(3500円) 36個
Lv3(7000円) 60個


サウンドボードはもはや機能すら知らない人がいるかもしれません。
簡単に言うと、
会話中に登録した効果音とかを流せる機能
です。
例えばサーバーでクイズ大会をやります!って時に「デデン!」を登録しておいて、出題のタイミングで流す、みたいな。

それの設定スロットが増えます。
使っている人は使っている……んでしょうかね?
スロット増えるとTRPGとかと相性良かったりするのかな。




ステージチャンネルの画面共有を見られる人数増加

レベル(値段相場) 内容
通常 50人
Lv1(1000円) 50人
Lv2(3500円) 150人
Lv3(7000円) 300人


普通のボイスチャンネルには100人までしか通話に参加できませんが、
ステージチャンネルでは500人まで通話に参加できます。
ただし、登壇している人しか喋れない。

そんなステージチャンネルでは画面共有機能があるのですが、
この画面共有を見られるのがデフォルトだと50人という制限があります。意味ない。
その画面共有を見られる人数制限が大きくなります。
大きなイベントをやるときなんかには必要になります。




カスタムロールアイコン

レベル(値段相場) 内容
通常 なし
Lv1(1000円) なし
Lv2(3500円) あり
Lv3(7000円) あり


これは読んでそのまま、ロールにアイコンを付けられる機能です。
↓こんな感じ。

画像出典





サーバー招待の追加機能

レベル(値段相場) 内容
通常 なし
Lv1(1000円) 背景設定可能
Lv2(3500円) 背景設定可能
Lv3(7000円) 背景+任意URL文字列

サーバーを招待するときに招待リンクを作ると思うんですが、
あれ関連です。


Lv1の背景設定は、
↓こんな感じで招待に好きなサムネを入れられるやつです。

詳しくはこれ見てください。
support.discord.com

Lv3の任意URL文字列ってのは、招待の文字列を好きに変えられます。
大会名とか企業名にしてみたりだとかできますね。



サーバーカスタマイズ

レベル(値段相場) 内容
通常 なし
Lv1(1000円) サーバーアイコンにGif設定可能
Lv2(3500円) サーバーバナーの設置可能
Lv3(7000円) サーバーバナーをGifにできる


Lv1のアイコンGif可能はわかりやすいと思いますが、
バナーは↓こんな感じでサーバーのプロフィールを見たときの背景画像。


画像出典


↓ここから設定できます。


サーバーブースト課金は必要か?

課金のメリットは提示してきましたが、じゃあこの機能は必要なんですか?

ぶっちゃけ普通に暮らしてれば要らない。
でもあると痒いところに手は届くかも。

というのが見解。
贅沢しなければ要らない機能であることが多いです。
でも贅沢したければ、みたいな。
なので、明確に困りごとがあって、それを解決するためというのであれば課金してもいいと思いますが、
課金したほうがいいのかなこれ?程度であればしなくても困らないと思われます。

例1)めっちゃ盛り上がってる身内鯖で使う

仲良しが集まってわいわいやってるサーバーを想定。
特に絵文字スロット増加とサウンドボード増加はうれしいかも。
身内のおふざけでいっぱい使ってると、絵文字なんてすぐスロット埋まりますからね。
みんなで割り勘すればそんな高くないし、みたいな。

例2)配信に使うサーバーで使う

複数人でネット上の活動をするぜみたいなサーバーを想定。
Discord上で誰かが画面共有をして、それを他の人が拾って配信に流すなら、画面共有の解像度アップはうれしい。
制作用の素材で10MB超えてるから送れない、みたいなのもなくなります。

例3)企業や個人の大会運営用サーバー

イベントをDiscord上で開催するためのサーバーを想定。

ステージチャンネルの画面共有人数が上がるのはかなり利益がありそうです。
専用の絵文字が用意できるのも雰囲気作りに買いますし、サーバーアイコンとかバナーが動画だとなんか華やかで特別感のある印象にもなります。


こういう時には使えるかも。
逆に言えば、こういうことしないなら要らないです。



その他補足

転送可能

サーバーブースト買ったけど、そのサーバー全然動かなくなっちゃったしもったいない!
みたいなときには、別のサーバーに自分のブースト権利を移動させることもできます。

詳しい手順はこちらの公式ページで↓

support.discord.com





おわりに

サーバーブーストについての解説記事でした。
解説しておいてなんですが、普段使い程度であればサーバーブーストは不要です。
無料でも十分な機能を持っているDiscordに日々感謝。

関連記事:Nitroの解説

本記事で解説するのは「サーバーブースト」ですが、
Discordにはもう一つ「Nitro」という課金もあります。
Nitroの解説記事はこちら↓
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