ほうこうレポート

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【思考実験】シングルオフ界隈において、第2第3のクロサナ(運営専特化人材)を作りたいなら?

はじめに

今日AsOneの運営会議をまるとしていた時に、作業中の雑談でスタッフの態勢改善みたいな話になりました。

えびさんもオフ持ちすぎてちょっと疲弊してきてるし、僕クロサナも別界隈で忙しくなってきてるし……。
これからのシングルオフに向けて人を育てなきゃいけないよねー、みたいな。


あと、運営していてよく言われることがある。

  • クロサナは代替不能、
  • クロサナの代わりが欲しいけどいるわけない
  • お前分身しろ

(頼られてて大変嬉しい)
確かに僕は今のシングルオフ大会において一定の役割は持っている一方で、僕のモチベーションはかなり特殊なので代替するのは結構難しい気がする。
僕の代わりになる人がいることでシングルオフ大会の界隈は今後も続いていくよなぁとは思うんだけど、代替品を探すのはかなり難しそう。

この辺のを元に、色々適当に話したり考えたりしたことをメモしておきます。

注意!

読む上できちんと理解していただきたいんですが、
本当にただの思いつきの机上論の独り言です。

これからのシングルオフについてこれをやるべき!みたいな話では微塵もなくて
むしろ僕の結論は本当にこれできるの?みたいな感じではあります。
また、僕個人は別に現状で満足してます。
結構自分にも利益ある結論になってるんですけど、僕の利益を考えてみたいな気持ちでもないです。
本当にただの思いつき。


運営専の少なさ

シングルオフ運営界隈の問題の一つが
「運営専の少なさ」
です。

実際、僕も最近はスタッフのシフトを組んだりみたいな管理を行うようになってきているんですが、
予選の間に動かせるスタッフが少ない!!!!
というのに毎回悩んでいます。

運営はいっぱいいるのになぜ?という話なんですが、それはもちろん
対戦参加してる運営がたくさんいるから、です。


でも、対戦参加そりゃしたいだろ。
オフを運営する多くの理由は、オフが好きだから=オフに参加するのが好きだからなので、
そりゃみんな対戦参加したい。
だから無理やり運営専しろとは言えないよ。

そもそも運営専はなぜ必要?

一応、そもそも運営専スタッフがなぜ必要なのかを考えておきます。
本筋とは関係ないので畳んでおく。
一言で言うと最近のシングル界隈の風潮が関わっていますという感じ。

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最近のシングル界隈はかなり規模が大きくなってきています。
雷撃を筆頭に、次世代大規模オフとしてAsOneも200人が一瞬で埋まってしまう。
ちょっと前の焼売オフやSTCオフなど中規模オフでも100人の大台に乗ってきた。
冷静に考えて100人ってめちゃくちゃ多いですからね。
しかも、全員が全員仲良しこよしの知り合い身内というわけでもなくなってきている。
知らない人100人を管理するには、主催一人じゃ流石に足りなくなってくるでしょう。
回線トラブル2つくらいは発生しますからね。

まぁあともう一つは、主催も対戦参加したいから。
オフ運営する理由がオフが好きだからなら、主催する理由だって当然オフが好きだからなので。
主催が対戦参加する、かつトラブルなく進行するためには他に常駐してる運営が必要なので。


※一応トラブルなく進行しなければいけない理由も考えておくと、
オフの目的は楽しむことなので、トラブルによって参加者が楽しめない状況を回避しなければならない。
トラブルが少ないことはオフを開催する上で必須ということになる。

オフの目的は楽しむこと
→そのためにトラブルは少ない方がいい、しかし知らない人同士が集まると放置ではトラブルが生まれる。
→その上でトラブルを少なくするには、常駐できる運営専が必要

という構造。

運営専を増やした方がいいもう一つの理由

運営専の人を増やすべき理由が、トラブルとは別にもう一つあります。
それは、
大会運営スキルは運営専じゃないと伸びない
こと。

これは大会とかじゃなくて普通に仕事とかのスキルアップと同じ話なんですが、
自分が裁量を持つことで初めてノウハウとして身に付くんですよね。

主催の何が大変か、動ける運営はなにができるとすごいかっていうのは、

  • 要項を作る
  • 会場を取る
  • 参加者のお金に責任を持つ
  • 参加者の回線トラブルに対応する
  • 当日に参加者が快適に過ごすためにアドリブを考える

などというところですが、これは多く運営専で参加しないと身につかないものなので。
会場を取るとか、主催と一緒に会場探してみないとわからないですからね。

だから、大会運営を勉強したいので運営に入りました〜→対戦参加はガチで何の意味もない。
当日の机椅子設置と受付という、誰でもできる作業しか身につかない。
これじゃ主催はできない。


将来的にオフ文化を育てるために、主催できる人を増やしたい、運営が上手い人を増やしたい
という目的に沿った時に、その育てる対象は運営専でなければならないんです。


※僕個人としてはこういう界隈全体で若者を育てようみたいな意識を肯定しているわけではないんですが(否定もしてない)
一般論としてこういう話よくあるよねということでこれも挙げてます。

どうやって運営専をさせるか

ということで、シングルオフ界隈をもっと大きく、もっと活発にしていきたいと考えるなら、
「運営専をする人を増やす必要がある」
ことがわかりました。特に大学生とかまだ界隈に残りそうな人に、運営専をやってもらう必要がある。

でも、みんなできることなら対戦参加したいんですよね?
対戦参加したいにも関わらず、運営専をしてもらうにはどうすればいいか。

それも、頼み込んで不満を持ちながらやってもらうは論外で。
自然に、自分から気持ちを向けてやってもらわないといけません。

人間はなぜその行動を取るか?

一旦大会とか関係なく普遍的な話をさせてください。
人間が行動を起こす理由について。

そもそも、すべての人間は
色々なものを総合した時に、メリットがデメリットを上回る状況でしか行動を起こしません。

「仕事」なんか一番わかりやすくて、労働という特大デメリットを差し置いても、お金というメリットがかけがえないから、渋々仕事してるわけですよね。
他にも「友達に誘われて実は行きたくない用事にいく」は、「友達を失わない」というメリットが「行きたくない」というデメリットを上回るから行動に移すわけで。
「募金をする」なんかは純粋にデメリットだけの行為に見えますが、実際には「誰かを助けることで自分を認められる」だとか何らかのデメリットが、「少額ならデメリットが小さい」というのも相まって行われる行為です(これはあくまで一例です!)。


総合的に考えてデメリットの方が大きい場合、人間は動かない。
人間を動かすには、メリット側の天秤におもりを乗せてやる必要がある、ということです。
メリット側に乗せられるおもりは人によって違うけど、とにかく何かは乗せてやらないといけないわけです。
利害だけで動くことはしばしば悪とされますが、人間そんな甘くないです。
利害なく動いてくれる人だって、例えば優しい自分が好きとか、人を助けることで自分も嬉しくなれるとか、心の奥に何らかのメリットがあるから動いているはずなんです。


……大会運営の話に戻りましょう。
現状のままだと、運営専参加は「対戦参加したいができない」というデメリットに傾きがちなわけです。
これを、メリット側に何らかをテコ入れして、運営専参加側に傾く人間を増やしたい。
というのが今回の議論の仮目標地点になります。


僕の場合は?

じゃあ一旦、運営専参加をしている人の代表であるところの僕クロサナについて考えてみます。
てめーはなぜ、シングルバトルをしてもいないのに大会を運営しているんだ。


まず、僕はポケモンで変な遊び方をしている人が好き、そういう人と仲良くなるのが好きです。
あるいは、強い人も好きです。強い人はかっこいい。みんな知っています。
あるいは、ポケモンごいた、GOといった趣味の合う人に会えるとそれも嬉しいです。
なので、面白い人や趣味の合う人、強い人に会えることは僕にとって大きなメリットとなります。
僕にとって大会に参加するメリットはこれで、「人に会う場であるから」となります。

しかし、僕自身はシングルバトルをあまりしていません。
その上で、負けず嫌いな性格なもので負けた時の萎え度が人に比べて結構高めです。
なので、対戦はしなくて済むならしない方が嬉しい。
というときに、運営専という立場は、大会の場にいながら対戦参加しなくて済むというちょうどいいポジションであることになります。

また、そうした人と仲良くなるためには、楽しく会話をする必要があります。
楽しく会話をするにあたって、「自分の存在が認知されていること」「自分が怪しいものでないと証明できること」は強力なアドバンテージです。
この状況の中で「運営」という肩書きは「怪しい者でない」という最大級の証明になります。
特に大きな大会で運営をしていると、
・色んな人の目に触れる
・あの大会の運営をしている人か! と、自分の所属を示せる
という感じでメリットが大きい。

まぁあと、本来大会の場に行くには参加費を払うわけですが、運営業務と引き換えに参加費を払わずに済んでいます。
地味ではありますが、やっぱりお金を減らさずに場に行けるというのも1つ運営の魅力ではあります。


ついでに言うと、僕は運営のこと失敗してもお金に損失のない仕事だと思っているので、仕事として普通に楽しい(異常者)。



まぁこんな感じですかね。
言葉を選ばずに書くなら

  • 対戦参加せずに大会の場にいられる
  • 肩書きを得ることができる
  • 平日夜や週末の時間を大量に使う代わりに、お金が消費されない
  • シゴト、タノシイ

って感じ。



他の人を運営専参加させるには?

では、対戦参加と比較しても運営専参加をしたくなるメリットを増やす具体的手法について考えていきます。


まず、「肩書きを得られる」について。
これはあんまり関係ないですね。
だって対戦参加してたって運営には名を連ねているので、私は運営ですと名乗れる。
対戦参加と比べてなお、運営専参加をする理由にはなりません。

「仕事が楽しい人」はあんまりいないので放っておきます。

続いて、「対戦参加をせずに大会の場にいられる」について。
これは、対戦参加ではなく運営専参加を選ぶ積極的な理由にはなります。
しかしこの条件は、「対戦参加をしたくない」という前提がなければいけない。
「大会のことが好きだが、対戦参加はしたくない」←こんなやついるわけないだろばかが。


最後に、「お金」について。
参加費を支払わずに、受付業務や配信オペレーションなどを対価にしているのは対戦参加運営も同じなので、これ自体はメリットには含まれない。
が、例えば運営専参加者はお駄賃が出ますよって言われたら当然それは運営専参加をするメリットにはなりうる。


実現可能性を探ろう

対戦参加をしたくない人を探す

いきなり運営から大会に入るわけはないので(僕はそうでしたが置いといて!)、
基本的に人はまず「参加者」として大会に関わることになります。
で、そこで大会が好きになるには、参加者として大会が好きということになる。
これでは対戦参加が好きな運営しか出来上がらない……これが今までの流れ。

ならば、「いきなり運営から関わる」人を増やすことは一つ手段にはなるか。
大会に興味はあるけど、対戦は怖いよ(つ´﹏`と)みたいな人をとっ捕まえて、運営してみませんか!とする。
対戦怖いのに大会に興味がある人、かつ運営できるほどゲームに理解がある人なんているのか?と言われると
「大会に来たことないけど大会の配信だけ見ている人」とかは一応その畑になりうるんじゃないだろうか。

ただこれには問題が2つ。

  • 絶対に数は少ないし見つけづらいので探すのに膨大な時間コストがかかる。
  • 配信だけ見てて対戦が好きなら、最初は運営参加してもそのうち対戦参加したくなるだろ!

これらを踏まえると、まぁ明確な解決になるかと言われると怪しい。


謝礼を払う。

いや、そりゃ運営専参加だけ謝礼払うよって言われたら運営専するに流れるわな。
議論する余地もない。

こっちはこっちで別の問題があって

  • 参加者のお金を運営の私腹にするんですか問題
    • まぁみんな頑張って開催しているんでちょっとくらい……(?)
    • 正直最近のシングルオフの作業をしているときに「僕は別のメリットでやってるから無賃で全然いいけど、他の人なんでこれ無賃労働でやってるの?」とはよく思う。えびさんとか配信スタッフとか。
      • スイスドロー予選の間とか机の間練り歩くの本当に試験監督バイトだと思う、マジで。
  • チャンピオンズの規約的にワンチャンまずいか……?
    • 主催した人の手元に入ってない、かつ少額想定だから大丈夫なんじゃないかという所感ではある。
    • カメラマンとか絵を描いてくれた人とかに、運営経費の謝礼としてお金渡す文化は昔からある。
    • 実際にそれと同じで、主催以外の運営がいないと回らないなら運営専への謝礼は運営にとって必要な経費の一つであるという見方は十分できると思う。

道のりは遠いけど、正直こっちの方がいいのかなぁ。

結論

昨今のシングルオフで議論されている、
「クオリティを維持・向上しながら、規模も拡大していくには運営専参加の人を増やさなければならない」


という問題に対しては、
「運営専には謝礼を出す」
が現実的な回答で、
「見る専から頑張って発掘する」もワンチャン回答になり得なくもないかも。
という感じの考察になった。


やるかどうかは別だし、もっと違う解も探したらあると思う。
参加者から頂いたお金である以上きちんと考えて使わなければいけないので、こんな適当思考実験を鵜呑みにはしないでください。
とりあえず僕を例に出すとこんな感じの回答になりましたというものでしかないので。

別解

別解として
「突然変異が生まれるのを待ってそれを必ず回収する」
でもいいと思うし、僕はこれが一番いいと思ってます。
僕が後代を育てる必要があまりないと思っているのはこの思想に則っていて、
どうせ突然変異って生まれるものなのであまり気にしなくて良くね?と楽観視しているからです。
実際に僕はオフ界隈に生まれているわけだし。
ので、こんなこと書いといてなんだけど、僕が「運営専にお金出す必要あると思う?」って聞かれたら「別にどっちでも良くね?」っていうと思う。
突然変異生まれれば済むから。
仕事が楽しい人もこれに該当すると思う。

でもこれは不確実で楽観的だし、死んでも別の人が生き返ってくれるっしょwみたいな破滅的大局思想なので、確実に後代育てたいというのは良くわかる。
で、確実に育てるには上で示した結論しかないかなと。



補足

いや、これだけ見ると僕もそろそろ大会運営としてお金稼ぎてえな〜みたいな記事にしか見えないと思うんですよ!
僕が見てもそう思いそうなんですけど、マジで金稼ぎたいわけではないですということは一応言っておきます。

上で示した通り僕はお金出して後代を育てる必要ってあまりないと思っているのが一つ。
個人的な話としても、今運営している大会はお金関係なく現状ちゃんと満足しているから運営しているし、
もう既にそれなりの数運営持ってるせいで、ここからさらに大会増やしてお金稼いじゃお!とかする体力もないので……。
というか、第2第3のクロサナなんか現れない方が「お前しかいねえよ!」ってチヤホヤされて嬉しいし(カス)
僕がお役御免になったら困っちゃう。

まぁそれはそれとしてもちろんお金は明確に僕にもメリットなので、
金でお前を雇わせてくれ!って言われたらまぁめちゃくちゃ忙しいけど頑張っちゃうか……みたいな感じで本来休みたい日にある大会にも協力したりとかは発生するかもしれませんが。



宣伝:PsychoWave!

これを読んでいる人は大体大会運営している人だと思うので紹介させてください。

参加者管理サイトを作りました。

psychowave.embrabat-report.net



Tonamelのトーナメント抜き、機能マシマシ使いやすい!
みたいなのを目指したサイトです。
僕が欲しいから作っただけなんですけど、せっかくなので色んな人に使って欲しい。

↓僕が欲しいと思っていた機能一覧

  • Discordサーバーに参加者が入っているかどうかを自動判別
  • 一言コメント機能
  • 参加者ページのカスタム
  • もちろんQRチェックインもある




ブロック制とかレート制とかでスイスドローがいらないオフには結構ちょうどいいと思ってます。
直近だとAsOneで300人くらいをちゃんと捌けてるので作りも変じゃないはず。
psychowave.embrabat-report.net


ぜひよろしくお願いします。







ごめんこの記事書いた理由にお金稼ぎたいはマジでないけど、サイトの宣伝したいという方向の私欲はあった。ごめん。自分が欲しいもの作ったのでマジでいいと思ってるからゆるしてほしい。この記事は陰謀論です。