【Photoshop2025】カラーサンプラーの使い方メモ
はじめに
Photoshopのカラーサンプラーの使い方がどうにも分からなくて、調べてもなんとも解決しなかったことがあって。
使ってるうちにわかってきたので備忘録兼ねて書き記しておきます。
目次
前提/カラーサンプラーの使い方の基本
とりあえず前提としてカラーサンプラーの使い方について軽く書いておきます。
実験台としてゴビ砂漠を緑化でもしますか。
↓これは適当に砂を色域指定して選択範囲を拡張したところです
(これはカラーサンプラーの話に関係ないので覚えなくていいです)

カラーサンプラーの選び方
カラーサンプラーは↓ここにあります。

カラーサンプラーの設置
カラーサンプラーツールを選んでいる状態でクリックすると、置けます。

カラーサンプラーの動かし方
Ctrlを押しながらドラッグすると、動かせます。

カラーサンプラーの消し方
Altを押しながらクリックすると、ハサミマークがでて消すことができます。

カラーサンプラーの情報。
画面に出る「情報」のところから、カラーサンプラーでとった情報が見られます。

現在カーソル位置の情報
こいつが現在位置の色とか、現在の選択範囲の情報。これはわかる。

カラーサンプラーで取った情報
これがカラーサンプラーで取ってる座標の色の値。
これもわかる。

使い方
カラーサンプラーを色合わせる対象と、合わせたい色にそれぞれ置いて
色調補正と化するときに同じになってるかな~~っていって使うやつ
便利そうだよね。
↓緑化した。地球温暖化対策ばっちり。

疑問点:補正レイヤーを入れたときのカラーサンプラー
補正レイヤーを入れると……


値増えたんだけど!!何!!!!
いや、これは多分レイヤーの変更前後の値とかなんだろうけど
しかも、選択する調整レイヤーを変えると値が変わる!?
画面に表示されている色は同じなのに!?
わけがわからん。


結論
◎その調整レイヤーを通した前後の色の値。
左が変化前で、右が変化後。
で、自分の後ろにも調整レイヤーがある場合、その変化は考慮していない。
単純に今選択しているレイヤーを通したら色がどうなるかだけを示している。
例
なので、例えばだけど
下の調整レイヤーのトーンカーブをめちゃくちゃ緑にして

そのあとにカラーバランスで緑を極限まで消す
という処理を入れてみると

実際に画面に表示されているのは青寄りの色なはずなのに、
トーンカーブを選択しているときの
#1の色はめちゃくちゃ緑を示している。

カラーバランスを外してみると、確かに緑になっていて
カラーサンプラーはこっちの値を出していたんだということが分かる。

おわりに
いや表示画面の情報と一致させろよ。
中間データなんかいらねえよ。
どうでもいい話
適当に例でゴビ砂漠を緑化するかって言ったけど
ゴビ砂漠緑化するなら多分こんなトーンカーブとかいじるよりも
色の置き換えしてぼかした方が良かった気がする。





