はじめに
Microsoft PowerToy
入れてなかったら今すぐ入れてください。
その辺で紹介されてるおすすめ!みたいなソフトよりも断然優先するべき。
早く入れましょう。
今すぐに。
本当に便利すぎてひっくり返ります。
目次
Microsoft PowerToy、とは。
一言で言うと
Windows機能拡張セット
パソコンのちょっとした「こんな機能あったら」いいなーを詰め込んだ、かゆいところに手が届くアプリです
よく個人が開発しましたみたいな便利アプリあるじゃないですか。おにきゃぷとか
どれも、ピンポイントに刺さって癖が強いものばかり。
これを企業がガチでやりましたみたいなやつが、PowerToyです。
ダウンロード Windows/Mac
こちらから。
無料
learn.microsoft.com
ダウンロードしましたか?
しましたね?
そしたら、機能を紹介するので自分の環境でも試しに使ってみてください。
機能を有効化
まずは機能を有効にしましょう。
左下の検索欄に「PowerToy」と書いて、「PowetToy(Preview)」を起動します。
ダッシュボードが現れるので、全部オンにしちゃってください。
全部オンにしても基本的に邪魔はしないはずです。
「PowerToys Run」だけは、デフォルトのショートカットキーが既にある機能と被っているのでつけなくてもいいかも。
(ウインドウが画面外に出ちゃったときの対処に使う、Alt+Spaceが封じられます)
以降、全部オンになっている前提で話を進めていきます。
ショートカットなんかも一旦デフォルトのままの表記にします。
ウインドウ/画面を一番前に固定する!
まずはAlways On Top。
特定のウインドウを最前面に固定する機能。
別のウインドウを最前面にして参照しながら、最大表示のウインドウを編集する、とか。
見てくれた方が速いかも。
めっちゃ便利。だいすき。
画像サイズを簡単に変える!
Image Resizer
画像の大きさを変える!?!?!?
エクスプローラーで!?!?
画像を右クリックして、「Image Resizer」をクリックすると、こんな画面が。
やるとこんな感じに、大きさを変えた画像が新しく出力されます。
チートすぎる
プレーンテキスト(装飾なし)で文をペーストする!
Advanced Paste。
WEBページとかコピーしたら、体裁まで全部コピーされたーーーーぶっとばすぞーーーー
みたいな悩みが全部かっとびます。
基本的にはプレーンテキストしか使わないかな。
プレーンテキストのみであれば、別に専用のショートカットを作ることもできます。
地味便利。
↓
同じウインドウ/画面を複製する!
トリミングとロック
適当なウインドウを開いたあとに、
「Ctrl」+「Shift」+「Windows」+「T」
を押してみてください。
すると、選択中のウインドウだけ光るはず。
そしたら、適当に範囲選択してみてください。
同じ画面が複製されます。
しかもこれ、動いている画面じゃないとわかりづらいんですが、同じように動きます。
スクショみたいなのじゃなくて、本当に同じ画面が複製されているということです。
素晴らしい。
たぶん配信かなんかするときに役立つんじゃないですかね。
ウインドウの配置を記憶させる!
ワークグループ
これめちゃくちゃつよいです。
今開いているアプリの種類やウインドウの位置を記録して、ワンクリックでそのすべてのアプリを同じ位置に起動できます。
もう意味が分からない。すごすぎる。
適当にいくつかアプリを立ち上げてみてください。
PowerToy(Preview)を開いて、ワークスペースを選んでください。
「エディターの起動」を選びましょう。
もしくは、「Ctrl」+「Windows」+「@」
を押します。
こんな画面が出てくるはず。
そしたら「ワークスペースの作成」をしてみましょう。
お試しなので、いったん何もしないで「キャプチャ」してみてください。
で、「ワークスペース」以外の全ウインドウを閉じます。
そのあと、「ワークスペース」の「起動」を押してみましょう。
復元されるーーーーー!!!
最強すぎるだろ。
ちなみに、デスクトップショートカットを作るってコマンドも編集画面にあります。
隙が無い。
例えば夜寝る前、ワークスペースを保存!
朝起きたらワンクリックで同じ画面が復元!とか。
配信するときの画面構成、保存しとこ
配信始めるときはこれをワンクリック!wとか。
あまりにつよすぎる。
画面のカラーコードをどこからでも取得!
Color Picker
全クリエイターが求めた機能。
画面上の、任意の点からカラーコードを取得できます。
「Windows」+「Shift」+「C」
を押してみてください。
全てがわかります。
なお、その後出てくるウインドウに少し癖があるので注意。
あと選んでる最中にマウスホイールすると、拡大されます。つよい。
画像の中の文字をコピーする!
Text Extractor
いわゆるOCRってやつです。
文字がある画面を何かしら用意してください。
んで、
「Windows」+「Shift」+「T」
を押してみてください。
スクショみたいな画面になります。
そのまま、文字をスクショしてください。
次に、メモ帳か何かを開いて「Ctrl」+「V」とかでペーストしてください。
画面から文字が読み取れる!!!!!
これ例えば、YouTubeで動画に書いてある文字を取ってやれば、文字にできたり、かゆいところに手が届きます。
なお、日本語の変換性能はそこまでよくないです。
ゲーム画面の「クロサナ」を撮ってペーストしたら「ワロサナ」と出力されて笑ったりしました。
それでも便利。
マウスカーソルの位置を探す!
マウスの検索
左側のCtrlキーを2連打してみてください。
マウスの位置がわかります。
それだけ。
たまに見失う人なんかは便利です。
あと、最初のダッシュボードから設定に飛べるんですが
マウスを振ると起動する、という風に変えることもできます。
地味便利。
画面上のピクセル数を測る!
スクリーンルーラー
「Shift」+「R」を押してみてください。
そのまま範囲選択をしてみると
なんか四角が出て消えます。
これはそのまんまで、囲った範囲のピクセル数を教えてくれます。
そんだけ。
アプリ開発とかでピクセル指定が必要だと使うかな。
ファイルの名前を一気にまとめて変える!!
PowerRename
複数のファイルに対して、ファイル名を変える手助けをしてくれます。
ファイルを複数選択して、ここから使えます
STEP1:大文字小文字の変更
これは超簡単で、下のaaとかってボタンを押すだけ。
ちなみに適用したくないときは、色がついてるやつをクリックすると何も選択しない状態になります。
左の画面で設定をして、右の画面に元の名前と変更結果が表示されています。
STEP2:検索と置換
5ファイル全てに日付を入れていましたが、邪魔なので消したい。
そんなときは、上の検索欄に検索対象を
下の欄に置換先を(消すなら空白)
これで「適用」すれば完璧です。消えます。
Wordとかの検索と置換をそのままイメージしてくれればできるので、たぶん使い方で困ることはないはず。
STEP3:ファイル名に番号を振りたい
ここからがPowerRenameの本領発揮。
この検索対象や置換先には、正規表現を使うことができます。
例えば、置換欄の横のインフォマークを押してみましょう。
色々出てきますが、${start=10}を押してみます。
で、10は1に変えておいてください。
そしたら、検索欄に「(.*)」と入力。
知らない人は文字自体に意味のない呪文だと思ってください。正規表現とはそういうももの。
で、「正規表現を使用」にチェック。
置換欄に「$1${start=1}」と入力してみてください。
すると、元のファイル名に、1~5の番号が付きました!!!
$1が(.*)と連動して元のファイル名で、${start=1}が番号を担っています。
神機能。
事務職とかやる人これ持ってるだけで神になれる。
他にも色々できるのですが、こちらのサイトに解説は譲ります。
hep.eiz.jp
おわりに
一刻も早くダウンロードしてください、ほんとに。