はじめに
クロサナです。
ポケモンGOの対戦が好きで好きで嫌いで好きで仕方がないんですが、
ずっと一人で騒いでいたら段々周りの人がつられて始めつつあります。
なんですが、ポケモンGOの難しいところの一つに、準備段階の知識がたくさん必要、という点で踏みとどまってしまっている人が結構います。
本記事ではそんな必須知識の一つ、ポケモンGOの対戦向き個体はどんなポケモンかを解説します。
目次
前提:GBLデビューに厳選は必要ない
いきなり出オチみたいな感じにはなるんですが
そもそもGBLデビューに個体値厳選は必要ありません。
GBLで勝つために必要なのは、
- 強いポケモンを使うこと
- タイプ相性に即した立ち回りをすること
- 仕様を理解すること
の3つだけ。
個体値の及ぼす影響なんて、10戦に1戦くらい個体値がよければワンチャン勝ってたか……?くらいのもの。
ポケモン本流の対戦と遺書で、個体値が対戦に大きな影響を及ぼすことはそうそうありません。
本編の対戦で例えると、
適当に捕まえたパオジアンがA個体値20だったからと言って、その代わりでニューラを使って勝てるわけがありません。
A個体値がちょっと足りなかろうが、持っているつよいポケモンを使った方が強いです。
これから個体値厳選の話をするわけですが、そもそもそんなに大きく気にしなくても困らないということは強調しておきます。
GBLデビューを検討している皆さん!
個体値厳選なんてハマってからでいいんです!
まずは一旦、手元にいるよくわからん個体値のポケモンで対戦してみてください!
ポケモンGOにおいて、強いポケモンとは?
ポケモンGOの対戦は非常にシンプル。
ポケモンがお互いにダメージの小さいノーマル技を打ち合って、
スペシャルアタックのゲージがたまったら、ダメージの大きいスペシャルアタックで相手を攻撃する。
これを繰り返して相手のポケモンを先にに全員倒したら勝ち。
そんなポケモンGOの対戦において、「強さ」は3つの要素に分解できます。
- タイプが強い
- わざが強い
- ステータスが強い
1つ目は簡単。
ポケモンというゲームはタイプ相性でわざのダメージが大きく変わります。
より多くのタイプの弱点を付けたり、より多くのタイプのダメージを押さえられたりすれば強い。
2つ目のわざについて。
威力が高ければ高いほどそりゃいいでしょう。
また、スペシャルアタックを相手より早く打てたら、先に相手を倒しやすい。
スペシャルゲージのチャージ量は多いほうがいいし、、使うスペシャルアタックもゲージ要求が軽い技のほうがお手軽です。
そして3つ目のステータスについて。
これが問題となる仕様なので、次の項目で詳しく説明します。
ポケモンGOのステータスが強いポケモンとは。
基本の説明
基本的にステータスは高いほうが強いですよね。
メタグロスやカイリュー、サザンドラが強いのは、ステータスが高く設定されているからです。
マスターリーグやレイドのような、CPの上限がないバトルにおいては、その通り。
ステータスが高ければ高いほど強いです。
しかし。
スーパーリーグやハイパーリーグには、CPの上限が存在します。
このCPというのが曲者で、ポケモンの強さをそのまま比例で表してはいません。
具体的には、HPや防御が1上がるよりも、攻撃の値が1上がる方がCPが大きく変化するように設計されています。
攻撃の高いポケモンはそれだけ早く(合計ステータスの低い状態で)CP1500に到達してしまうので、
CP上限のあるリーグにおいては、同じCP1500のポケモンでも、
攻撃の種族値や個体値が低いほうがステータスが高くなるんです。
買い物で例えてみる
ちょっとわかりづらいですね。
例え話をしましょう。
例えば、駄菓子屋にいるとしましょう。
商品はこの3つ。
チョコ:200円
スナック:100円
ガム:100円
お菓子はたくさん買えた方がうれしいですよね。
いっぱい買う、ということに焦点を当てると、チョコを買うのは効率が悪いです。
200円あればスナックやガムは2個買えますが、チョコは1個しか買えないからです。
同じ1500円を払っていても、
チョコ4個、スナック4個、ガム3個
よりも、
チョコ2個、スナック6個、ガム5個
の方がたくさん買えるんです。
ポケモンGOに戻って考えてみる
これと同じことが、ポケモンGOにも起こっています。
持っているお金が、CP1500。
攻撃は防御やHPよりも、買う値段が高い、という風に設定されているのです。
攻撃が低い、攻撃をあまり買わないと、
攻撃を減らした分以上に防御やHPが増やせるので
同じCP1500(=同じ持ち金)でも、、
合計ステータス(=買ったお菓子の数)が高くなる
という仕組み。
そんなわけで、スーパーリーグやハイパーリーグにおいては、
攻撃の種族値や個体値が低いほうが、GBLには向いている
というわけです。
ついでに、ポケモンGOでの「強化」もお菓子と対応させておきましょう。
ポケモンGOにおいて、ポケモンを強化すると、攻撃・防御・HPが全て伸びて、CPも上がります。
これは、お菓子でいうと
チョコ1個、スナック1個、ガム1個で、合計金額が400円だったのが、
強化=チョコ1個、スナック2個、ガム1個を新たに買ったので、
チョコ2個、スナック3個、ガム2個で、合計金額が800円になりました!
っていうのと同じ。
1回の強化でそれぞれのお菓子を何個買いますか?というのが、種族値と個体値で決められている、というイメージです。
付録:ポケモンGOではどのポケモンが強いかを調べる方法
先にも述べた通り、個体値の良いポケモンよりも強い種類のポケモンを使った方がいいです。
じゃあその強いポケモンはどこで知るんだよ、っていうと
この2つのサイトです。
ポケマピ(初心者向け)
こっちのサイトは、レイアウトやら諸々が初心者向けに配慮されていて、使いやすいです。
各ポケモンが使う技が載っているのもたいへん良い。
一方で情報の正確性(環境でタイムリーに流行っているポケモン)にはかなり欠ける印象です。
ポケモンが大体揃ってよりどりみどりになったら、使わなくなるかも。
みんポケ(上級者向け)
こちらはUIが多少見づらい。
全体的に若干使いづらいです。
が、情報の細かさと正確さに軍配が上がります。
もしGBLに慣れてきて、情報がポケマピでは物足りなくなったら使ってみるといいかも。
ポケモンGOのレート戦は、意味の分からないことに1週間ごとにリーグが変わるので、リーグごとに流行っているポケモンなんかを見ていく必要があります。
逆に変なポケモンが強くて面白いというのも魅力の一つではありますが。
じゃあ具体的にどんな個体値なら強い?
基本となるポケモンのステータスが分かったところで、実践編。
具体的に強いステータスについてみていきましょう。
1.攻撃が低い
まずは先ほど説明した通り。
攻撃の個体値が低く、HPと防御の個体値が高いほうが強いです。
巷では「0-15-15系統」と呼ばれたりします。
右の例と左の例では、右のほうが強い個体値と言えるわけです。
例えばこんな個体値だったら、
2.CPが1500など上限に近くなる
しかし、なんでもかんでも「0-15-15」に近ければだったらいい、というわけでもありません。
右の例と左の例では、攻撃の高い右のほうが強い個体値です。
ごめんなさいこれ左の方が強かったです;;ニュアンス伝われ〜〜〜;;
これは簡単な話で、CPを上げてみるとわかります。
左のやつは、もうちょっと上げようとするとCPが1500を超えてしまう。
右のほうがよりCP1500という制限の中で効率よく配分しているので、無駄が少ない、つまり強い。
CPの収まりがいいこともいい個体値の条件です。
ステータスが足りないので攻撃を上げる特殊な例
このメレシーを見てください。
これは、攻撃の高い右側の方が強いです。
これはCPの納まりの概念の延長上の話なのですが、
左の攻撃が低いほうはマックスまでCPを上げても1500に満たないです。
これはもったいない、というわけで攻撃も高いほうが強いというわけ。
同じように、ハイパーリーグのファイアローなんかもこんな風に攻撃を上げるポケモンです。
一部のポケモンではこういうこともあります。
SCP順位
じゃあ1の攻撃の低さと、2のCPの納まりの良さ、どっちが大事なの?
という話なんですが、どっちも大事なうえに、どっちのほうがより大事化はポケモンによって違います。厄介なことに。
先ほどのようなCP1500にするために攻撃をちょっと上げないポケモンも考えると、訳が分かりません。
そこで、それらをまとめてポケモンごとにチェックできる指標として、SCP順位という指標があります。
これは結構力業でして、
そのポケモンに対して4096通りの全個体値でCP上限まで育成して、実数地が高い順に個体値をランキング化した
というもの。
当然手動ではわかりようもないですが、サイトやツールなどを使ってSCP順位を見れば
「そのポケモンでその個体値だと、何番目に強いよ!」
と教えてくれるわけです。
ポケマピの個体値チェッカー
一つ目はポケマピの個体値チェッカー。
サイトにアクセスして、
持っているポケモン(進化前はそのまま進化前の名前でOK)を入力。
次に、GO内で見た個体値を入力。
するとこんな具合に、
各リーグの適正度合いと順位を教えてくれます。
PokeGenieでスクショ読み込み
ポケマピだと手入力が多くてちょっと面倒ですよね。
なんと、ポケGOの画面をスクショするだけで同じことをやってくれるアプリがあります。
詳しい説明は別記事にします。
ダウンロードはこちらから↓
どのくらいの順位だといいの?
ちなみにどのくらいの順位を狙えばいいんですか?
というのを表にしておきます。
順位 | きもち |
---|---|
1位~9位 | (合掌) |
10位~99位 | 大はしゃぎ大喜び |
100位~200位 | めちゃくちゃ嬉しい |
201位~400位 | 全然悪くない |
401位~600位 | まぁまぁまぁ。 |
601位~1000位 | 超最低限の妥協ライン |
1001位~2000位 | 入手困難とかで他にいなきゃしゃーない使う |
2001位~ | 正直あんまり使いたくない |
おわりに
難しいのでここには書かなかったのですが、他にもポケモンGOの個体値には色んなtipsがあります。
今回は最初の一歩、初級編の内容でお送りしました。
一人でも多くの方がGBLを楽しんでくれたらうれしいです。