はじめに
ポケモンGOの対戦って連打するだけのゲームに見えるじゃないですか。
違うんですよ、という記事。
最近ポケモンGOを周りが始めることが多くなったので、ポケモンGO対戦の面白い部分を知ってもらおうということで書きました。
あの連打してるだけのシンプルで地味な風貌からは想像もつかないくらいに奥深い戦いをくりひろげることができるんです。
今回は初心者編。
始めるにあたって、このくらいは知っていると最低限理解をしながらゲームができます。
目次
- はじめに
- 次回記事
- 目次
- Lv0:タイプ相性
- Lv1:ターン管理
- Lv1:スペシャルゲージのチャージ
- Lv1:シールドの使い所
- Lv2:ポケモンの性能
- Lv2:わざの性能
- おわりに
- 次回記事
- 他の記事
Lv0:タイプ相性
これはもうみなさんご存じでしょう。
ポケットモンスターにはタイプ相性があります。
覚えてない人は覚えてね。
Lv1:ターン管理
このゲーム、実はアクションゲーではなく厳密にターン管理がされています。
というのも、GBLでは全ての行動は
0.5秒を1ターンとして、この行動には何ターンかかる
と厳密に設定されているのです。
あ、難しそうだなとは思わんといてください。
先行入力可能なので、実際コマンドの受付は短くても1秒強くらいの猶予があります。
反射神経に関係なく適切に行動できるようになりますので。
ターン管理の例
例を見てみましょう。
ポケモンGOでは厳密にターン管理ができる都合上、
このポケモンとこのポケモンが戦ったらどうなるか
みたいなシミュレーターが作りやすいです。実際有志によって作られています。
まずはそれを見てみましょう。
ドラピオンとマリルリの対面ですね。
ドラピオンの通常技「どくばり」は2ターン技。
マリルリの通常技「あわ」は3ターン技。
それをお互いに打ち合っているという構図。
例えば6ターンが経過したとき、
2×3=6なので、ドラピオンはどくばりを3発。
3×2=6なので、マリルリはあわを2発打つということが分かります。
そして、これらは何時でもぶれることはない。
他にも、スペシャルアタック(ゲージ技)の発動には厳密に1ターンかかりますし、
交代の発動にも基本的に1ターンを消費します。
つまり。
画面をタッチすると技を発動することは皆さんご存じだと思いますが、
どくばりのような2ターン技なら1秒に1回以上タップできていればいい、ということです。
まぁ打ち漏らしちゃ困るので、実際はえーいと連打するわけですが。
1ターン技もあって、その場合0.5秒に一回タップする必要があるわけですが、
やってみるとわかります。
1秒に2回画面をタップ、余裕です。
1秒に16連打とかは、ポケモンGOには不要。
このターン管理の内容に関しては、この動画の冒頭部分とかを見てもらえるとわかりやすいかも。
僕が作ってます。
まとめ
ポケモンGOは連打のアクションゲーではなく、
0.5秒を1ターンの単位としてアクションの秒数が厳密に管理されている。
Lv1:スペシャルゲージのチャージ
通常技を打つと、画面下のスペシャルアタックのゲージが溜まって行って、
それをタッチするとスペシャルアタックが発動できる。
これは皆さんご存じだと思います。
そして、このスペシャルアタックが溜まるタイミングも厳密に管理されています。
というのも、
- 通常技を一発撃つと、何ポイントチャージされる。
- 何ポイント消費すると、このゲージ技が打てる。
と決められているんです。
例えば先ほどのドラピオンVSマリルリのシミュレーション。
ドラピオンはどくばり5発でかみくだくを打っています。
どくばりは1発でゲージを9ポイントチャージでき、
かみくだくのゲージ消費は45ポイントだからです。
9×5=45、ということ。
ここで、先述した「わざの発動はターン管理がされている」という話を思い出しましょう。
どくばりは厳密に2ターン技です。
つまり、かみくだくは発動に少なくとも10ターンかかる、ということ。
まとめ
ゲージ技を打てるタイミングも、管理されている。
Lv1:シールドの使い所
相手はスペシャルアタックを1試合で平均4~8発くらい使ってきます。
しかし、シールドは2枚しかない。どうする。
→なるべくダメージが大きいものにシールドを貼りたい。
ということになるわけです。
ダメージが大きい時というのは、主に3種類。
- タイプ相性で弱点を突かれるとき
- こちらのポケモンが耐久力に不安のあるとき。
- 相手が大技を打ってくるとき。
タイプ相性は、覚えましょう。
こちらがタイプ相性上不利な時は、貼らざるを得ない(捨てるという選択もある)。
また、耐久力に不安があるポケモンを使う場合は、
シールドで守ってあげると高い攻撃力で活躍をしてくれます。
そして、大技の話。
大技は往々にして、ゲージの消費量が大きい。
つまり、ターンをかけてゲージをため込む必要があるわけです。
なんか相手全然技打ってこないな……みたいなときは大技を打とうとしているかもしれない。
これが先ほど説明した、技のターン数が分かるメリット。
まとめ
ダメージの大きい技を予測してシールドを使おう
Lv2:ポケモンの性能
ゲームで勝つには強いポケモンを使う方がいい。当たり前。
では、どのポケモンが強い?
という解説はこちらの記事に譲ります。
知らないよって人はこちらの記事を見てください。
ここではポケモンの性能に関する、とある用語をご紹介。
「SCP」とは
CPは皆さん分かるじゃないですか。
ポケモンの上に書いてあるやつ。
でも、このCPは、GBLにおいてはポケモンの強さを正確には表していません。
こうげきが本来より過大評価されているからです(上で紹介した記事参照)。
このこうげきの過大評価を、適正評価に戻したものが「SCP」というものです。
例えばみんポケでダメージ計算をすると
ここに書いてあります。
まぁ要するに、SCPが高いとポケモンが硬くて強えです。
参考までに、SCPの雰囲気をまとめておきます。
SCP | 感覚 | 主なポケモン |
---|---|---|
1900↑↑ | 突破不可能 | トリデプス・メレシーなど |
1800台 | ゲージ技何受けてもOK | マリルリなど |
1700台 | おお、いいね硬いね | ワタッコ・ジュゴンなど |
1600台 | 十分信頼できる硬さ | ユレイドル・ノコッチなど |
1500台 | 最低限の技を受ける耐久はある | ファイアロー・ドラピオンなど |
1400台 | キミの売りは火力だからね | コノヨザル・グソクムシャなど |
1400↓↓ | 風吹いたら死ぬ | バクフーン・モルペコなど |
まとめ
硬いとつええ。
Lv2:わざの性能
先述した通り、通常技にもゲージ技にも、それぞれ個性があります。
ターン数の違い、ダメージの違い、ゲージ消費の違い、もちろんタイプも。
じゃあ、どの技が強いんだろう?
ポケモンGOの技一覧でも見ながら読んでください。
ダメージが高い(通常技)
与えるダメージが高い技は、強い。そりゃそう。
具体的には、DPTという指標が使われます。Damage Per Turn。
技1発の威力を、ターン数で割ると、1ターン当たりの威力が分かるという寸法。
どろかけは威力12の3ターン技なので、DPTは4、という具合。
参考までに、DPTが4以上の技は強いです。
チャージが多い(通常技)
同じく、ゲージのチャージポイントが高いやつは強いです。
これも、EPTという指標があります。Energy Per Turn。
1発のチャージ量をターン数で割って、1ターン当たりのチャージ量を算出します。
どくばりはチャージ9の2ターン技なので、EPTは4.5です。
参考までに、EPTも4以上の技は弱くないです。
EPT4ギリギリ、DPTが2、とかだと、実戦で使える最低ライン。
ゲージ消費が少ない(ゲージ技)
まぁ同じダメージならゲージ消費が少ないほうがいいのはわかりやすいですよね。お得。
それ以外にも、「大技を打とうとしてゲージをたくさんため込んでたのに倒されちゃった!
というような無駄が起こりづらいです。
この点でも、ゲージ消費が少ないほうが技は優秀とされます。
消費35は超優秀、40もなかなか、45・50が平均ラインで、55以上は大技の括りになってきます。
ダメージが高い(ゲージ技)
これも、通常技と同じように指標があります。
DPE、Damage Per Energy。
威力を消費ポイントで割ることで、消費ポイント1あたりの威力を計算します。
例えば、かみなりパンチは威力60、消費40なので、DPEは1.5。
参考までに、DPE1.5が使われる最低ラインです。
ゲージ35は優秀なので1.3くらいでもまぁ許せるし、
逆にゲージ60とかは1.8くらいはないと大技のリスクに見合ってないなぁ、という感じ。
あと追加効果がある場合はその限りではないです。
追加効果が優秀(ゲージ技)
ポケモンGOのゲージ技には、技のダメージとは別に効果が出る技があります。
例えば自分のこうげきを上げたり、相手の防御を下げたり。
確率でこれらが発動する技もあります。
参考までに、強さの雰囲気としては
こうげきダウン≧こうげきアップ>ぼうぎょダウン>ぼうぎょアップ
です。
確率とか上昇下降幅とかにもよりますが。
まとめ
通常技はDPT4/EPT3以上か、DPT2/EPT4以上なら強い。
ゲージ技はDPE1.5が最低ラインで、消費ゲージが大きいならもう少し欲しい。追加効果もあるとお得。
上位ポケモンランキング
これらを踏まえて、上位ポケモンとそのポケモンの技を見てみましょう。
なるほどこのポケモンはこれが強いわけだ、みたいなことが、ちょっとわかるはず。
おわりに
ひとまずポケモンGOの超初心者向け記事として書きました。
ポケモンGOの奥深さはまだまだ終わりません。
正直個体値とかどうでもいいので、適当にボックスにいた強そうなポケモン育ててみてください。
冷蔵庫の余りもので十分においしい。
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