はじめに
イベントを主催する上で毎回困ることが一つ。
どうやって募集をかけるか。
要するに何が言いたいかというと
Googleフォームで参加っていちいち入力がだるい
ってことです。
だるいという気持ちを参加者に抱かせれば、それだけ足を運んでもらえなくなります。
そこで、代わりになるイベント管理プラットフォームをいくつか探してきたので成果を発表します。
条件
紹介の前に前提や条件を明らかにしておきます。
必須要素
- ハンドルネームとTwitterアカウントを収集できること
- 参加者一覧が何かしらの形で見られること
- 最終的にDiscordサーバーへの誘導を目指す
嬉しい要素
- なるべく参加者側の入力が少ない
- アカウント作成がない(Twitter連携のみ)だとポイント高い
- →Twitterアカウントが自動収集だとポイント高い
- なるべく参加者側がわかりやすい
- なるべく参加申請の画面が見やすい
- 参加者の来場管理がしやすい
- ブログに埋め込める
- ブログ中のみで参加申請できたら神のため。
これらを前提としたとき、
足切りラインはTonamel
になってきます。
Tonamel
というわけでTonamelの解説から。
Tonamelといえばスイスドローなんかのマッチング管理の印象が強いかと思いますが、
単純に入力フォームとしても優秀です。
「トーナメントを使用しない」という選択肢があるのでこれを使います。
詳しい解説は別記事で解説しているのでおいておきます。
個人ではなく企業のサービスだけあって、総じて安定しているという認識。
優秀な点
誘導が神
「エントリー」のボタンがポップアップで常に画面下部にあります。
これはマジでめちゃくちゃすごいことで、
参加者がエントリーボタンを探さなくていいため、直感でエントリーしてくれます。
エントリー方法が分からなくて見送られるのが一番もったいない。
フォームの入力制限
TwitterのIDを書いてもらうのに
「@」を文頭へ入れてください!
といくら口で言っても見逃す人は見逃すものです。
これを、システムのほうから強制的に@がないと入力できないようにできる。
しかも、エラー文章も自分で設定できる。
これがやりやすいというのもTonamelの強みです。
詳しい解説はこちらで。
イマイチな点
登録にアカウント作成が必要
大会に参加しますと言いたいだけなのに、なんか別サービスのアカウント作らされてる。めんどいな。
という気持ちに参加者はなります。
これはいただけない。
まぁ他SNSサービスの連携だけなのでかなり簡略化はされているんですが……。
できれば、Twitterのアカウントを元にアカウントを作るのではなく、Twitterアカウント自体でログインさせてほしかった。
Twitterアカウントの手動入力が必要な点
本音というか理想を言えば
「参加する!」ボタンをポチって一回押すだけ!
が一番いいんです。楽なので。
しかし、Tonamelはそうではない。
正直わがままではあります。
その他諸々
埋め込み機能がない、とか。
参加者一覧がURLアクセスから最初の画面で見られないとか。
無難択だけどイベント参加者を募集するという目的に限れば、もっと理想も目指せるよねみたいな感じがTonaeml。
なので、足切りラインがTonamelというわけ。
ここからはTonamelの弱点を克服した皆さんを見ていきます。
Twipla
もうなんか化石みたいなツール。2010年からあるらしい。
優秀な点
Twitter連携だけ
新しくアカウントを作成する必要がない。
それだけで参加者の心理ハードルが下がります。
↓神。
「参加する」を押すだけ。
「参加する」ボタンがあるの神。
マジで押すだけで参加申請ができる。これは楽。
参加者一覧がわかりやすい&すぐ見える
これは地味な大事ポイントで
おっ友達のあいつおるやんけ! 行くか!
あの有名な人も参加してる! 会いたいな!
を誘発することができる。かなりえらい。
イマイチな点
古臭い
UX 専門家ではないので何がどう悪いのかはイマイチわからんのですが
なんかサイトが古臭いですよね?
古臭いサイトはそれだけ参加者のテンションが下がるのでよくない。
えーどこが古臭さを出しているんだろう。わからん。
参加者はともかく、イベント作成のほうは明確にUIが古臭いです。
30年間扉開けてなかった倉庫くらい古臭い。しかも使いづらい。
作成者視点はまぁ我慢すればいいので、別にいいんですが。
参加ボタンがどこにあるかわからない
下までいかないといけないというのはいただけない。
画面開いた瞬間一瞬で参加してほしいので。
まぁこれは要綱を別で書いてこちらは参加に必要な情報だけ書くとかすると見やすくなるかもしれないけれど。
コメントを強制される
ゴミ。Twipla使いません。
「参加する」ボタンを押すと、こんなポップアップが出る。
これコメントとかしなくても参加はもうできてます。
にもかかわらず初見だと騙されてコメントを投稿させられる。
何ならTwitterにも投稿とかいう悪魔みたいなチェックもある。
バカたれが。
この仕様がなかったら古めかしいとはいえほぼ完璧だったのに……。
TwinVite
Twiplaの相互語感みたいなやつ。
言ってもこいつも古臭いわけですが、ちょっと新しいです。
この記事は半分くらいこいつを紹介するために作った。
公式の使い方ページ
優秀な点
ボタン一つで参加
参加方法は
「Will you be attending?」
の下の「Yes」を押すだけ。
マジで簡単。神。
参加者一覧がわかりやすい&すぐ見える
これは地味な大事ポイントで
おっ友達のあいつおるやんけ! 行くか!
あの有名な人も参加してる! 会いたいな!
を誘発することができる。かなりえらい。
(コピペ)
でもこっちはアイコンが大きめに表示&カラムスタイルなので、
なんかちょっとおしゃれ。すき。
Twitterログインだけ
新しくアカウントを作成する必要がない。
それだけで参加者の心理ハードルが下がります。
カスタマイズ性高め
こういうサイト大体カスタマイズ性がカスのイメージなんですが、
Twinviteは
- 背景色変更可能
- 色の代わりに画像にもできる
- サブメニューの色(↓のピンク部分)の色も変えられる
ワクワク寄り。
ハッシュタグ設定できる
ハッシュタグがどれかを教えられるの、地味だけどありがたい。
こういうのはTwitter連携の賜物だなと感じる。
HTMLでページを作れる
別に僕もHTML詳しいわけではないですが、拡張性が高いのはいいことです。
イマイチな点
参加ボタンがどこにあるかわからない
下までいかないといけないというのはいただけない。
画面開いた瞬間一瞬で参加してほしいので。
まぁこれは要綱を別で書いてこちらは参加に必要な情報だけ書くとかすると見やすくなるかもしれないけれど。
英語表記
「Will you be attending?」しかり、いたるところに英語表記がある。
分かりづらい!
我らは日本人なので当然日本語が一番頭に直で入ってくるんですよね。
スタイリッシュな感じにしたがっているのかもしれませんが、滑ってます。
参加者ファーストにしてくれ頼むから。
これも参加ボタンがどこかをわかりづらくしている要因。
ここの文章とか編集できたらマジで神ツールと言って差し支えなかった。
文献が少ない
2016年からあるはずなのに、意味わからないくらい文献が少ない。
詐欺サイト疑うレベル。
chatGPTにTwinviteについて聞いたら、双子専用マッチングアプリですとか言われて泡吹いて倒れた。
本当に文献が少ないので、ちゃんとHTMLとかを勉強してないと生かしきれない。
UIが古臭い
これもなんか古っぽいですよね。
サイト作成ページが20分でタイムアウトするとかいう古すぎる仕様もあったり。
アプデしてくださいよ~~頼んますよ~
一応:Googleフォーム
使うなって言っといてアレですが、拡張性が一番高いのはこやつなので。
あとブログに埋め込みができる。
(ブログの再読み込みで入力内容が)
埋め込みに関しては↓の要綱が割とうまくやっていると思う。
embrabat-report.net
↓使い方説明記事
embrabat-report.net
没案
「Tonamel」という足切りラインに引っかかって登場しなかったツールたちをご紹介。
ATND
Twiplaのブログに埋め込めるバージョンらしい。
神やん。
って言ってたら2020年にサ終してた。
結論
結局Tonamelかなぁ。
特にTwinviteは色々と目を引く特徴が多くて、個人的にはかなり面白いと思ってはいるものの。
UIが洗練されているのはやっぱTonamelだよな~~という感じ。
おわりに
結局いいサイトは見つからなかった。
TwinviteとTwiplaの悪い点解消したサイト誰か作ってくれ本当に。